流産を経験したあなたへ ~流産は終わりではなく、魂の対話のはじまり~

この記事に辿り着いた方、あなたは今、深い悲しみの中にいるかもしれません。
突然の出来事に戸惑い、自分を責める気持ちが湧いてくることもあるでしょう。

「もっと気をつければよかったのに」「私のせいで…」
そう思ってしまうのは自然なことです。でも、どうか覚えていてください。

その悲しみも、決して無駄ではありません。

私も二人目の流産を経験しました。
その時は、なぜ自分がこんな思いをするのかと悲しくなりました。
しかし、魂の視点から見たとき、この経験には深い意味があることに気づいたのです。

今回は、私自身の体験やチャネリングで感じたことを交えながら、
流産の悲しみとどう向き合うかをお伝えします。


自分を責めないでほしい

まず最初に、あなた自身を責めないでください。

「もっと頑張ればよかった」「自分のせいかもしれない」と思ってしまう気持ちは自然です。
でも、流産は決してあなたの責任ではありません。魂の計画の中で、必要なプロセスとして起こることがあります。

私も涙を流して自分を責める日々がありましたが、ある日、静かにこう感じました。

「大丈夫、責める必要はないよ。」

それだけで、少しだけ心が軽くなったのを覚えています。
まずは、自分を抱きしめてあげること。それが癒しの第一歩です。


流産というプロセスが必要な魂がある

流産は、単に「命が失われる」という悲しい出来事ではありません。
その魂自身にとって必要なプロセスである場合があります。

◆生まれる必要のない魂

この世に生まれる必要はなかったけれど、浄化や調整のために訪れる魂がいます。
生まれること自体が目的ではなく、短い時間の中で「体験」や「浄化」を完了することが目的の魂たちです。

チャネリングで受け取ったビジョンの中には、興味深いパターンがありました。
それは――ご先祖様の中にある「報われなかった想念」や「代々続いてきた重い風習・因縁」を、
一度“流産”というプロセスを通してクリアにする、というものです。

つまり、赤ちゃんが通る魂のルートを一度お掃除し、
次に生まれてくる命がより純粋で軽やかに通れるよう、道を整えてくれる存在なのです。

流産という出来事の裏側で、実はとても深い「エネルギーの浄化作業」が行われているのです。

もうひとつのケースとして、天国にまだ旅立ちきれていなかった水子のような存在が、
あるママやパパのもとを選び、流産というプロセスを通してようやく天に帰っていくこともあります。

ママやパパの心がとても優しく、光に満ちているほど、
そうした魂たちが「この人なら安心して成仏できる」と感じて寄ってくることがあるのです。

それは決して不幸なことではなく、あなたという光の存在が、その魂を救ったということ。
流産という出来事の中には、目には見えないところで大いなる「癒し」や「解放」が起こっているのです。

◆生まれる前に浄化が必要な魂

中には、生まれる前に魂の一部をクリアするために流産というプロセスを選ぶ魂もいます。
たとえば・・・
過去世で「孤児」であった経験がその魂に強く残っている場合、

親がいないという記憶があるままでは安心して生まれることができません。
その記憶を浄化してから、温かい家庭で育つために一度流産という形を選ぶことがあります。

◆タイミングを待っている魂

また、両親の準備が整うタイミングを待っている場合もあります。
新居や生活の基盤、あるいは身体的な健康など、まだ整っていないことがあるとき、
魂はあえて「今ではない」と判断して、次の機会を待つことがあります。

◆この世に生まれてくる予定のない魂

そして、もう一つのケースがあります。
それは、この世に生まれてくる予定のない魂が流産という形で存在を示してくる場合です。

それは、肉体を持たないママやパパのソウルメイトのような存在。
「自分がいるよ」「あなたのことを見守っているよ」
——そんなメッセージを伝えるために、一瞬だけ母体に触れに来るのです。

この世に生まれてこないけれど、
「応援しているよ」「あなたの幸せを祈っているよ」と伝えたくて、
流産という形でその存在を知らせてくれる魂がいます。

それは、悲しみの出来事ではなく、深い愛のサインなのです。


ママやパパ自身の浄化のプロセス

流産は、親自身の魂の課題や古い観念を手放すプロセスとして起こることもあります。

◆武士家庭の過去世の例

私がある方をチャネリングした時、過去に武士家庭で生まれた魂のビジョンを見たことがあります。
その家庭では、命の危険が及ぶため、本当は子どもを育てたくないという思いがありました。
しかし、避けられず、子どもが戦場で二人戦死してしまった。

その記憶が、現世では「自分が子どもを持つと危険がある」という観念として残り、
二度の流産として現れたのです。
この二度の流産は、古い観念を浄化するための魂のプロセスでした。

◆私自身の体験

私も二人目の流産を経験しました。
その後、二人目を授かることはありませんでした。

私はこの世に、自分の世界観を伝える使命があるようです。
もし二人目の子育てが入ると、忙しくなり過ぎてその使命を全うできなくなる。
魂はそれを理解し、二人目を授かることを選ばなかったのだと悟りました。

そして、なぜ流産という体験をしたのか。
それは私の魂の奥深くに宿っていた「世継ぎを産まなければならない」という古い観念を手放すためでした。
過去世でお城に住む貴族女性として、なかなか男の子を授かれず、申し訳ないという思いを抱えていたことがあります。
その思いを浄化するために、流産というプロセスを魂が選んだのです。

この経験を通して、私の中で魂レベルでどこか吹っ切れた感じがしました。

この過去世は随分前に思い出してはいたけれど、まだ魂は癒しきれていなかったのですね。


もし生まれていたら…」という気持ち

とはいえ、時々、私は「もし生まれていたら、今何歳だっただろう」
とふと思ってしまうことがあります。


その瞬間、胸がぎゅっと締めつけられるような寂しさが湧き上がります。

でも、その感情も決して間違いではありません。
大切な存在を思い、心が反応しているだけなのです。

この気持ちを抱きしめることも、魂の癒しの一部です。
悲しみを押し殺すのではなく、自分の心に正直になる時間を持つことが大切です。


悲しみを丁寧に抱きしめる

流産の悲しみは、決して軽く扱えません。
涙を流すこと、悲しい思いを抱くことは、魂の癒しのプロセスでもあります。

夜、一人で枕を濡らすこともあるでしょう。
でも、それでいいのです。
涙は、魂のクリーニングです。

無理に前を向こうとせず、悲しみを感じながら、少しずつ光を取り戻していけば大丈夫です。


流産を通して得られる学び

悲しい経験の中にも、魂はさまざまな学びを与えてくれます。

  • 自分を責めない心を育む
  • 魂の成長や浄化を理解する
  • 古い観念や恐怖心を手放す
  • 他者や自分への深い共感を育む

少しずつでもこれらを感じることで、悲しみが優しさや温かさに変わっていきます。


最後に

流産は悲しみを伴う出来事ですが、魂の視点で見つめると、愛と学びのプロセスでもあります。

涙を流すこと、悲しむこと、そして自分の心に耳を傾けること。
そのすべてが、あなたを次のステージへと導いていきます。

悲しみの中にも、魂の成長や浄化、そして未来への希望は静かに宿っています。
あなたが経験したすべてのことには意味があり、
その経験が、これからの人生を支える大切な力となるのです。


上記に記したこと以外にも、その方それぞれに流産における魂の体験としての
「意味合い」といういうものが存在します。
もし流産の悲しみをご自分で癒しきれなかったら、お話に来てくださいね。

あなたの悲しみは、必ず光に変わります。
そのお手伝いを、心を込めてさせていただきます。

セッションでお待ちしております。

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